神亀酒造はコクのある純米酒に定評がある埼玉の酒蔵です。
昭和62年(1987年)にアルコール添加の酒の醸造をやめ、仕込むお酒すべてを純米酒に変えました。(いわゆる「全量純米蔵」への転換です)
その動きはじわじわと全国各地に浸透し、今では多くの全量純米蔵が誕生しています。
甘く華やかなお酒だったり、果実のような酸味だったりが特徴的なお酒も増えている中で自らの蔵の姿勢を変えない姿は多くの純米酒ファンの心を捉え続けています。常温からお燗で少しずつ温度を上げていくと、今まで経験したことがないような新鮮なお燗酒体験をすることができるかもしれません。
先駆者、唯一無二、そんな言葉が似合う酒蔵です。
【わたご酒店との繋がり】
店主のスマホの連絡先に「燗酒大好き 久寿居さん」と登録があります。久寿居さんはスカイツリーの建設にもかかわった日本でも指折りのクレーン運転士。旧大和跡地に古町ルフルの建設のため、長期出張で新潟に来ていました。燗酒が大好きで、毎週のように当店にいらっしゃっていたのですが、ある日「わたご酒店は日本酒を商品として売っていないから好きだ」と言われました。
これは意表を突かれた誉め言葉だったのですが、続けて「神亀」を扱わないのか?と言われました。
神亀の現社長 タカオさんとは、タカオさんが20代のころからの知り合いとのことで、是非神亀を扱ってほしい、と。神亀酒造さんは名門蔵で縁遠いと思っていたのですが、久寿居さんからご縁をいただき、取り扱いが始まりました。
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